2016年11月26日土曜日

[レポート]モバイルプリンスのファーウェイ王国ブロガーズミーティングに参加した(MateBook紹介編)



先週参加した"モバイルプリンスのファーウェイ王国ブロガーズミーティング"。
最後はMateBook紹介編です。
いわゆる軽量2 in 1モバイルは、果たしてモバイルNUCに対抗しうるプロダクトなのか
(趣旨が違う)、観てまいりました。



[概要]


そもそもMateBookってどんな製品なのかという話ですが、
マイクロソフトのSurface Pro 4のような、ペン対応タブレット+キーボードの組み合わせ。
2 in 1 デバイスの一種的な製品です。
スペックを見てみると、Surface Pro 4のようなガッツリ系というより
モバイル特化!という感じの内容ですね。


[仕様]

項目内容
サイズH194.1mm×W278.8mm×D6.9mm
重さ640g(単体)
OSWindows 10
ディスプレイ12インチ IPS液晶
解像度2,160×1,440
タッチパネル10点タッチ、静電容量式
CPUCore m3-6Y30(2C/4T、最大2.2GHz) or
 Core m5-6Y54(2C/4T、1.1GHz~2.7GHz)
メモリ4GB or 8GB
ストレージ128GB or 256GB
通信802.11a/b/g/n/ac、BT4.1+BLE
I/FUSB 3.1 Gen1 Type-C×1、
ヘッドフォンジャック×1、指紋センサー
バッテリー33.7Wh、駆動時間9時間
付属品ACアダプタ、USB Type-C ケーブル、
クイックスタートガイド、
本体保証書、ACアダプタ保証書、
USB Type-C - Micro-USB変換ケーブル、
Micro-USB - USB Type A 変換アダプタ
PCリサイクルシート
価格
(コンシューマー向け
モデル)
69,800円(m3-6Y30/4GB/128GB)
99,800円(m5-6Y54/4GB/128GB)
109,800円(m5-6Y54/8GB/256GB)


出先でゴリゴリ重いことをしなければ、十分という感じですね。
SSDはSATA接続です。筆者がハンズオンで触った個体はサンディスク製でしたが、
他にも東芝のSSDを使ってたりするようです。

キーボードやペンなどはその他オプションとして、以下のような価格です。

・キーボード…14,800円(ポゴピン接続)
・ペン…7,800円(BT接続、内蔵バッテリー)
・USB Type-C接続モバイルDock…9,800円
(USB3.0×2、充電用USB Type-C×1、VGA、HDMI、GbE)

Core M機といえば、最近出てきた一部の格安機を除けば
もともと高価格帯のカテゴリーだったのですが、いきなり69,800円~という
挑戦的プライスで出てきました。
しかもこのミーティング後、公式ストアで最廉価モデルに
キーボードがついて値段据え置きになりました。思い切ったな。

[筆者が特に気になった点]

1.軽い
本体だけなら640g、キーボードを付けても1.2kg前後です。
普段トータルで2kg近いモバイルNUCを持ち歩く筆者からしたら、
実にうらやましい。(当たり前だ)
しかもバッテリーはこの重さに含まれているわけですよね。
今じゃこれくらいのモバイルPCがありふれてるわけですが、それを抜きにしても十分な軽さです。

2.ディスプレイ



最近は3:2比の解像度な2 in 1デバイスが増えてきました。
特に縦が大きく使えるのが利点だと思いますが、MateBookも2,160×1,440と
特にExcelやWebブラウズ関連には有利な解像度です。

その上、iPad ProやSurface Pro 4よりも広色域だそうです。
NTSC比85%のようで、さすがにAdobe RGBやDCI-P3などでの
数値は分かりませんでしたが、出先でも写真編集などが捗りそうなパネルです。

3.キーボード




安い2 in 1だとキーボードがBT接続だったりしますが、
MateBook用のキーボードカバーはポゴピンによる物理接続になっています。
おかげで打鍵中に途切れたりもしないのは優秀ですね。
マグネットでキッチリ固定されるので、簡単に外れないのもよいです。
あとカバー裏を折りたたんでノート風にできますが、固定がキッチリしてます。
おかげで膝上使用もあんがいイケます。しょっぱい作りだと
頭側が重くてつらいですけど、MateBookは案外ちゃんとできてます。

キーボードはバックライトまでついてて、外付けなのに珍しい。
タッチ感は、使っているThinkPadのUSBトラックポイントキーボードに比べたら
浅い感じは仕方ないですが、Surface Pro 4並みに十分打てるレベルです。



カバーは4色で、オレンジが一番人気だそうです。
色もいいですが、レザーっぽい質感がよく出ていて上品です。



4.ペン



ハンズオンではあまり使えませんでしたが、静電方式ペンもあります。
電池は交換式じゃなく内蔵式なので、Surface用ペンのように単六電池を
探し回ったりAmazonで注文したりはしなくてよさそう。
充電はMicroUSBで行なえます。


[その他]


本体の質感は、P9のように金属筐体でなかなかいい感じです。
キーボードカバーでくるんで持ち運ぶとまた様相が変わり、
男女ともにキレイめのファッションによく合う上品な感じも出ますね。
性能も大事ですが、こっち方面でプッシュしてもいいような気はしました。

[まとめ]

まとめとして、どんな需要にピッタリか考えてみましたが
・持ち歩きしやすい薄さ、軽さが必要。
・出先での事務作業、ブログ編集、ウェブ閲覧、軽い落書きやラフの作成。
・加えて上品なモバイルPCが欲しい。

筆者のように、出先でもある程度性能を求めたい用途には合わないかもしれませんが
これくらいのスペックで高くても10万を切っているとなると、魅力的なのは否めないなと
率直に感じました。



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