2020年5月7日木曜日

配信用に新しいマイクを買った(AKG・LYRA)



 昨今はネット配信だけでなく、家で仕事するのに必要だからか
PC用のマイクが売れに売れまくっているようですね。
有名ブランドのUSB接続マイクがほとんどないだけでなく、
オーディオインターフェースが必要なタイプのマイクもAmazonから
在庫がなくなったりと、割と大変な様相です。

 筆者は今までいただきもののUSB接続マイクを使っていましたが、
アームで固定できるマイクに変更したいと思っていたところ
今回はオーストリア・AKGの新しいUSB接続マイクである
"LYRA"を買うことができたので、ここで紹介しておきたいと思います。




[目次]


  • 外見
  • 概要
  • 使用感

[外観]

 LYRA本体は、金属製のガッシリしたスタンドと一体になって箱に入っています。
かなりレトロな外観で、後で諸元を見てもらうと分かるとおり
やや大きめのボディをしています。


スタンドはスマートフォン用の金属スタンドみたいな台座

裏面にもボリューム類

前側。指向性切替ノブとミュートボタン

後ろにはヘッドフォンボリュームと
マイクゲインのボリューム

箱。ヒビノの扱う国内向けとは違います



[概要]


 今回購入したAKG・LYRAは、実際のところUSB接続マイクというより
"USB接続のオーディオインターフェース内蔵マイク"といった方がよい中身をしています。
もちろん外観は立派にマイクで、ちょっとクラシカルな感じをまとっていますね。

筆者はサウンドハウスで購入しましたが、ここは自前で輸入しているようです。

最新のテクノロジーを搭載したUSBコンデンサーマイク。最大の特徴となる【4-capsule Adaptive Array】機能により、FRONT、FRONT&BACK、TIGHT STEREO、WIDE STEREOの全4つの集音モードを選択可能。音源や使用環境に合わせた素早いセッティングを可能とし...


国内ではヒビノが"LYRA-Y3" という型番で3年保証として販売しています。
本格的なレコーディングも可能な優れた音質を備えながらも極めて簡単に扱えるUSB マイクロホンの3年保証モデル。


 簡単な諸元を以下に載せておきます。

AKG LYRA
大きさ横110mm×奥行き123mm×高さ250mm(スタンド含む)
マイク形式コンデンサー型
指向性前/前後/前タイトステレオ/前ワイドステレオ 切替型
周波数特性20Hz~20kHz
最大音圧
レベル
129dB
AD変換24bit/192kHz
入出力端子出力:USB Type-C、ステレオミニプラグ(ヘッドフォン用)
ヘッドフォン
出力
インピーダンス
16Ω
ヘッドフォン
出力
43mW
電源USB(DC5V)
重さ920g(単体489g、スタンド431g)
付属品USBケーブル(A-C、約2m)
3/8→5/8インチ変換ねじ(スタンド等固定用)
マニュアル類
Ableton Live 10 Lite(DTM用ソフトウェア)登録カード
購入価格16,280円(税込)


 特筆すべきは、この手のマイクとしては珍しくUSB Type-C接続であることでしょうか。
なにせ2020年に発売したばかりのモデルですし、Type-C接続は必然だったかもしれません。
そしてモニター用ヘッドフォン端子もあり、マイク/ヘッドフォンそれぞれのボリュームも
完備。このあたりがオーディオインターフェース内蔵と書いた理由です。
もちろん、USBで接続するだけで普通に使えます。AndroidやiOSデバイスでもOKです。

 ミュートボタンもあるので、会議の時などに役立ちますね。
さらに指向性も切替ができるため、配信などで余計な音を拾いたくないときにも便利です。
これで約16kは安いのではないか(麻痺)。

[所感]


 マイク本体の外装は樹脂製ですが、スタンド部分とマイクを支えるアーム部分は
金属で出来ており、ガッシリしています。
なおスタンド部分は外すことができ、一般的なマイクスタンドや
アームで固定することができます。筆者も机にクランプさせるタイプの
デスクアームで固定させています。

赤色部分のねじを緩めるとスタンドが外れる


 使ってるアームはこちら。ただ、重さに負けるのかごく微妙に下がるので
もっと耐荷重がしっかりしたものを選ぶ方がいいかもしれない。





 マイク取り付けについてはネジ径が対応しているので、追加で必要なアイテムはありません。
ただポップガードはあった方がいいと思います。筆者は買いました。





 あとは、アームで固定することを考えて長めのUSBケーブルと
マイク底面からプラグが突き出るのを防ぐための、L字型アダプターがあると便利かも。





 マイク本体はアームを支点に前後へ動かせますが、動きはしっかりしており
勝手に動くことはありません。アーム左右をしっかり締めていれば大丈夫です。

 普通のUSB接続マイクの場合、ゲインはソフトウェアやOS側で調整の必要がありますが、
本機は単体でボリューム調節できるのが便利ですね。
ミュートも一発でできるのでマウス等の操作も不要と、いうことありません。

 音についてですが、実際にこのマイクを使って行なった配信を載せておきます。
途中でマイクのボリュームを調節してますが、音についてはこんな感じです。
前よりも高音側がしっかり出るようになった気がする。





 ということで、これからはこのマイクでバリバリと配信していきたい所存です。


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