2017年7月9日日曜日

入出力の電圧がわかるモバイルバッテリーを買う



 筆者もモバイルバッテリーを何個も持っていますが、懲りもせずまた買ってしまいました。
今回は液晶付き、残量や入出力の電圧が分かるタイプです。
残量はともかく電圧が分かると何がいいのか?レビューしながら確認していきます。





[外観]


意外とまともなパッケージ

裏面の説明も自然な日本語

バッテリー。ドット状のエンボス加工された表面
入出力端子。入力も2系統あります

バッテリー容量や、各端子の入出力上限など


 本品は容量20,000mAhのモバイルバッテリーです。
箱・製品とも、この手の製品にしては珍しく洗練されたデザインでした。
裏面の日本語による説明も、不自然なところはありません。よく見たら日本の法人なんですね。

 本体の白ボディは、表裏がドット状にエンボス加工されており、側面はマットな質感です。
なかなか珍しい作りですが、触った感触はよいです。
長さは約16.5センチ、重さは450gでかなりズッシリ感じます。まあ容量が容量なので仕方ない。

 側面に給電開始のスイッチがあります。何もケーブルを挿してない状態だと
表面の液晶に残量がパーセントで表示されます。
本体上部には出力USBポート×2(1つはQuick Charge 3.0対応、ひとつは5V/.2.4A出力)と、
microUSB/USB Type-Cによる入力端子があります。


[付属品]


日本語の説明書と、フラットケーブルのmicroUSBケーブル(長さ30cm前後)です。


[給電/充電]


 入力端子は両方ともQuick Charge 3.0に対応しており、
最大9V/2Aでの急速充電、最大12V/1.5Aの給電ができます。
ただし、USB Type-CでのQuick Charge 3.0対応は
規格上非推奨という話なので、MicroUSB側を使った方が無難でしょうか。
なお、2つの入力端子を同時に使う事もできますが、
このときは合計で最大5V/3Aでの充電速度となりますので
充電の速さだけを考えれば、あまり意味ないような気もします。

 充電・給電時には電圧が表示されるので、バッテリーが本当にQuick Charge 3.0で
動作してるか一目でわかります(対応してないと9Vで充電、最大12Vで給電できない)

[よい点/ここがこうなれば……な点]

・よい点
本体のデザインが垢抜けている。
バッテリー残量や入出力電圧が一目でわかる。
入出力ともにQuick Charge 3.0対応。(最大9V/2A)

・ここがこうなれば……な点
ポーチが付いててほしい。裸で持ち運ぶのは心苦しい。
入出力の電圧だけでなく、電流値がわかるとうれしい。
入力端子を同時に使ったとき、より速く充電できればうれしい。ただし安全のためならなくてもよい。


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