2021年12月7日火曜日

狂ったSSD: OPTANE SSD DC P5800Xを買う

 しばらく家のメインPCをいじっていない間に、PCIe 4.0接続のSSDが
当たり前の世の中になっていました。順次読み書きで7GB/sクラスの性能なんて
少し前ではRAID構成が前提だったと思いますが、今じゃゲーム機(PS5)ですら
そんなレベルのSSDを要求する時代です。
しかし、かく言う私はこれまで一つも買ったことがなく、時代についていけてません。

 しかし、さすがに2021年も暮れようとしている中で
それはどうかと思いましたので、
せっかくなら一番?いいやつが欲しいということになったところ
たまたま相場より激安で買えたSSDがあったので紹介します。
今回買ったのは、Intel OPTANE SSD DC P5800X の400GBモデルです。


いかにもバルクなパッケージで到着

[目次]

  • 購入価格・購入元
  • Intel OPTANE SSD DC P5800Xとは
  • 外観
  • 実性能について・参考レビュー
  • 誰におすすめか


[購入価格・購入元]

 購入価格は送料込み約737ドルで、雑に換算して約8.5万円程度でした。
安くねえじゃねえかという感じですが、これでも相場から考えると大バーゲン。
今回はebayで購入しましたが、あるセラーだけやたら安かったのが印象的でした。
一応、購入元のリンクは以下です。売り切れてたらゴメンなさい。

[Intel OPTANE SSD DC P5800Xとは]

 2020年12月にインテルが発表した、Optaneシリーズでは第二世代となる
PCIe4.0世代のデータセンター向けSSDです。
このときコンシューマー向け製品は発表されなかったため、この世代のOptane SSDは
SSD DC P5800Xしかありません。

 SSD DC P5800XはU.2接続のみが用意されており、
現状では400/800GB、あと1.6TBのバリエーションがあります。
今回買った400GBの仕様はこんな感じです。

容量400GB
形状U.2
接続インターフェースPCIe 4.0 x4 / NVMe 1.3d
順次読み出し7.2GB/s
順次書き込み4.8GB/s
ランダム読み出し
(4K)
1,500,000 IOPS
ランダム書き込み
(4K)
1,150,000 IOPS
耐久性 (PBW/DWPD)73 PB/100DWPD
消費電力14W(動作時)/3.8W(アイドル時)
型番SSDPF21Q400GB01
保証5年
国内参考価格17万円
※国内参考価格はオリオスペック(秋葉原)によるもの。

比較として、コンシューマー向けで今もっとも速いと思われる
Seagate FireCuda 530の最大容量・4TBモデルの仕様を書いておきます。

容量4TB
形状M.2 2280
接続インターフェースPCIe 4.0 x4 / NVMe 1.4
順次読み出し7.3GB/s
順次書き込み6.9GB/s
ランダム読み出し
(4K,QD32T8)
1,000,000 IOPS
ランダム書き込み
(4K,QD32T8)
1,000,000 IOPS
耐久性 (PBW)5.1PB
消費電力8.4W(動作時)/25mW(S3アイドル時)
型番ZP4000GM30013 
保証5年
国内参考価格11.2万円
※国内参考価格はAmazonによるもので、ヒートシンクなしの場合。

 容量や製品カテゴリの違いもあり、順次読み書きではFireCuda 530が
優れていますが、ランダムの読み出しではOPTANEに軍配が上がりますね。
耐久性については、エンタープライズ向けとコンシューマー向けを
比べてはいけませんが、OPTANEは400GBですら73PBまで保証されており
もはや気が遠くなるレベルです。
(1日に400GB全容量×100回書き換えを5年間保証している)

[その他]
・さすがにエンタープライズ向けなので、消費電力が普通のSSDより高い。
・400GBで17万円と異常に高い。

[外観]

 P5800XはU.2プラットフォームのSSDで、大きさは2.5インチの
SATA SSDそのものですが、厚みは15mmです。

表側。ケースは金属製


裏側。

 コネクタはSATAに似ていますが、プロトコルは違う上に
形状もちょっと違います。
もちろん、手元の環境ではそのまま刺さるインターフェースがないので
PCIeスロットに挿すためのカードを別途準備しました。

PCIeスロット用カード。外部電源は不要

 U.2のSSDを、PCIeスロットに突っ込むためのものです。
今回はAmazonで購入しましたが、PCIe3.0接続なのか4.0接続なのか
分からないカードがそこそこあるので、一応4.0対応と明示されてるもの。


実際は、PCIe3.0と書いてあるカードでもよかったかもしれませんが。

 カードにSSDを固定するとこんな感じ。上にあるのは、既に筆者が使っている
MicronのU.2 SSD、Micron 9200 MAX(3.2TB)です。

今回のカードは横がコンパクト


SSDだけでPCIeスロットを二つ埋めてしまいましたが、
U.2 SSDを1スロット分で2個挿せるカードを別途見つけたので
購入しました。のちのち入れ替える予定です。

[実性能について・参考レビュー]

 数字だけ見ても実感がわかないところですが、
OPTANEシリーズの本質的なメリットはこんな感じです。

  • 長時間書き込みしても性能が落ちない(普通は性能が落ちていく)
  • 書き込むファイルサイズに関係なく性能が一定
    (普通は巨大なファイルほど性能が落ちる)
  • 空き容量に関係なく性能が一定(普通は空き容量が減ると性能が落ちる)
  • ランダムアクセス性能が異常に高い
  • レイテンシが異常に短い

 というところで、本来はあれこれベンチマークして結果を載せるべきなんですが
筆者にはそのような根気が無いうえ、他のサイトに立派な結果が既にあるので
そのリンクを紹介しておくことにします。王道のtom's HARDWAREのものです。

簡単にまとめますと、消費電力・容量単価・容量以外はほぼ圧倒的という感じ。
値段が違うので当たり前ですが、どれくらい恐ろしいかは見ていただければ
分かるでしょう。

[誰におすすめか]

  • 動画編集を頻繁にする方
  • 毎日、重いファイル読み書きを延々している方
  • コストパフォーマンス無視で実性能が欲しい方
 システム用ドライブ、動画編集用のワークドライブには最適といえます。
ゲームを入れるにもいいと思いますが、
400GBでは容量が少なすぎるし、1.6TBでは高すぎて一般人には買えない
(約53万円!)ので石油王向けです。

 しかしOS用としては400GBでも何とか足りると思いますので
チャンスのある方はゲットしてみては如何でしょうか。

2 件のコメント:

  1. 普通のSSDと違ってSLCキャッシュ切れが無く速度が落ちないのはかなりいいですね

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  2. そうなんですよ。大体いつも決まった性能が出せて、いくら酷使して書き込みしても気にならないのがいいですね。

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