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2018年4月17日火曜日

デュアルEPYCマシンを自作する(準備編)




 2018年、突如筆者はAMDのサーバー向けプロセッサである
EPYCでマシンを作りたい!と思いつきました。
調べた限りでは、現行のXeonより多少は安くあがりそうです。
とはいえ経済的に一度では揃えられないため、まずマザーボードを入手しました。

 今回は、購入したマザーボードの紹介をしつつ
日本でEPYC搭載PCを作るための前提について簡単に解説します。





[今回のマザーボード]


 SupermicroのEPYC用マザーボードである H11DSi-NT です。
リテール品と白箱のバルクがあり、購入したのはバルク品。
購入価格は税込で94,800円で、今まで買ったマザーでは一番高い。


極めてソケットがでかい

 マザーボードの仕様は、以下の通りです。


項目名内容
プラットフォームE-ATX
CPUEPYC 7000シリーズ ×2(Socket SP3)
メモリDDR4-2400/2666 RDIMM/LRDIMM×16
ストレージSATA3×8(SFF-8087×2経由)
SATA DOM×2
M.2×1(PCIe 3.0×2)
NVMe×2(Oculink経由)
microSDスロット×1
PCIeスロットPCIe3.0(×16)×2
PCIe3.0(×8)×3
ネットワーク10GbE×2(Intel X550)、
IPMI×1(Realtek RTL8211E)
USB3.0×2
2.0×4(リア2、ピンヘッダ2)
映像入力VGA×1(ASPEED AST2500)


  • メモリは流石の16スロット、お金さえあれば128GB×16で2TBも可能です。
  • 最初っからIntel X550による10GbE×2があり、増設の必要がないのはうれしい。
  • NVMe SSD用にOculinkという端子があり、専用ケーブルでU.2タイプが使えます。


 H11DSiシリーズには、型番のうしろにNTがつかない H11DSi もあり
そちらはNICが10GbEでなくGbEなのが違いです。
他にもシングルソケットモデルや、E-ATX以外のラインナップも用意されていますが
ここでは取り上げません。

[その他写真]


バックパネルも巨大

背面I/O

付属品はSATAケーブルとバックパネルのみ

型番表記。下のコネクタがOculink(NVMe SSD用)
右はSATA4本をひとまとめにしているSFF-8087

microSDスロット。ハイパーバイザー導入等に使う?

[EPYCマシンを組むには]


 パーツ毎に解説します。

・CPU
 最も大きいネックとして、日本では単体で買えないという事情があります。
探せばわかりますが、EPYCを単体で売っている店は日本になく
(何らかの事情で)システム一式のみの販売しかありません。
 海外に目を向ければ、CPUを単体で売っているところはポツポツあり
例えばebay、taobao、Amazon(マーケットプレイス経由)から入手できます。
米Amazonの場合はマーケットプレイス経由で、日本に送ってくれない業者が
ほとんどですが、転送サービスを使えばOKでしょう。

 ということで、自作する場合は個人輸入が必須です。

・マザーボード
 少なくともSupermicroのマザーは日本でも単体で買うことはできるようで、
今回は秋葉原・バイモアさんにお願いし発注してもらいました。
代理店はサンウェイテクノロジーでした。
※事情が変わる可能性はあります

もちろん個人輸入も可能で、日本より安い傾向にあります。

・メモリ
 どうとでもなるので省略しますが、日本の店でDDR4-2666のRDIMMやLRDIMMは
あまり在庫してないと思うので、入手に時間がかかるでしょう。

 筆者は手元にXeon時代のDDR4-2133 LRDIMMがいくらかあり、
とりあえずこれが使えないか試してみたいと思っています。

・クーラー
 Socket SP3は Threadripper とソケットが同一なので、
クーラーは流用できそうです。
空冷なら Noctua の NH-U14S TR4-SP3、簡易水冷なら ENERMAX の
LIQTECH シリーズを候補に考えています。





・その他
 これら以外は一般的自作PCと同じなので省略。

 今後はCPUを入手でき次第、適当にシリーズを続けていきます。

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