2015年9月16日水曜日

組める!自家製ThinkPad X230(準備編)















いきなりですが、昨日ThinkPad X230を自分で組み立てました。
今までも何台かThinkPadを組んで来ましたが、きちんとしたログを残してこなかったため
自分でもあれこれうろ覚えな部分が多かったです。

今回は購入から完成までのあれこれを細かくブログに記載し、備忘録および
ブログ読者の参考になれば…という考えで、2回に渡って記事を書こうと思います。

1回目の今回は、かかった費用・パーツの入手経路などを公開します。




[1.組み立てにかけた費用]

今回組んだThinkPad X230は、以下のようなスペックです。

・CPU…Core i5 3320M(2コア、2.6GHz)
・メモリ…8GB(DDR3L-1600 4GB×2)
・ストレージ…250GB(Crucial MX200)
・無線…Intel 6205 + ThinkPad Bluetooth 4.0モジュール
・液晶…12.5インチ IPS液晶(LG製 LP125WH2(SL)(T2))
・電源…6セルバッテリー、ACアダプター付
・OS…Windows 8/8.1 Pro ライセンス付
・その他…Webカメラ、指紋センサー

また、組むにあたっては『すべて新品パーツを使う』という制限?をかけています。
これはシステムボードにおいてもリファビッシュ品や中古品を使わないという意味です。
新品のシステムボードなんて買えるんかい!という話ですが、ThinkPad X230ならまだ可能です。
今後どうなるかはわかりません。

ちょっと前置きが長くなりましたが、
結果的にかかった費用を以下に表(というか画像)で記載します。
多少数字を丸めてる部分もありますが、実際にかかった金額に近いです。


12万円未満は安いか高いか





















結果的には、11万円ちょっとかかっています。
一部パーツは手元にストックがあったので、これらも購入していたら
もうちょっと高くついたかもしれません。
ThinkPad X230の中古が3万円台から探せる現状、
3年前のノートパソコンに、新品パーツとはいえこの価格を費やす価値があるかどうか?
については、皆さんに判断していただければと思います。

※ちなみに、一部割高で購入しているパーツもあるので、もっと安く上げることはできると思います

[2.パーツの入手経路]

中国からやってきたパーツの一部。
純正っぽい箱に入ってますが、こんなことはレアケース















次はパーツの入手経路です。大きく分けると3つですが
ACアダプターだけはレノボの直販が安かったので、そちらで買いました。
  1. Amazon.co.jp…無線モジュール、BTモジュール、CMOSバッテリー、6セルバッテリー、
    メモリ、SSD
  2. ebay…ボトムケース、ヒンジ、ACジャック、液晶、LEDインジケーター、
    LEDケーブル、メモリ/HDDカバー、システムボード
  3. Taobao…その他
 一番多かったのはTaobaoです。半分くらいTaobao。次がebay。
ご存じない方に軽く解説すると、Taobaoは中国版の楽天みたいな感じの、
とにかくバカデカいWebサイト。出品者も多いです。
ThinkPadのパーツもアホかってくらい売っており、ebayで見つからなくても
Taobaoで見つかるなんてのは日常茶飯事です。
 また、値段もAmazonやebay経由で買うより圧倒的に安い(事が多い)。半額近くのものも。

ebayもThinkPadパーツはかなり多いですが、Taobaoに比べるとやや落ちます。
ただ英語表記が普通なので、英語さえ分かれば使いやすい。

 Amazonは、値段こそ高いですがサクっと注文でき
Amazon発送なら何かあったときの対応も多少安心です。

光と闇の入り交じるtaobao














ThinkPadパーツ専門店みたいなところ。
こんな店が山ほどあります













[3.Taobaoからのパーツ入手について]

 Taobaoへのユーザー登録ですが、昔は中国の銀行口座を持っていないと出来ませんでした。
今はその必要がなくなり、日本人でも簡単に登録できます。
ただ、買ったモノを日本に送ってもらえるかは出品者次第。
在庫状況なども、チャットで直接相手とやりとりすれば分かりますが
中国語ができないと何も分からないことが多いです。

ですので、普通はTaobaoの購入代行みたいなサービスを使います。
Googleで簡単に見つかります。
色々な業者がいますが、通常は

  • 商品の在庫確認、購入代行
  • 検品
  • 到着後、日本への発送

をやってくれます。手数料は業者によりピンキリで、だいたい合計金額の数%とか、一定金額とか、
手数料はとらないけど日本への送料が高めなど、いろいろあります。
あと、商品購入時の金額がその時の為替+1円で換算されたりします。
日本への発送はEMS(速達郵便)が多いです。

業者によっては、到着時に写真を撮ってくれたり、有料で検品してくれたりなどあります。


 何を買ってもらうかはこちらが決めて指定しますが、Taobaoは出品者のピンキリ具合が
ヤフオクやebayより相当にキツいです。
在庫数がいい加減、写真が他人の丸パクりなどは日常茶飯事です。
商品説明がわかりづらい、また該当商品と別の商品説明になってたりするのも多いです。
まああんまりひどい店は評価も低いですし、そのうち淘汰されるんですが…

 なので最初のうちは、パーツ探しにはかなり苦労します。
とにかく表記が詳しく、写真が多い、長く続いてる店を中心に探すのがコツです。
この辺の詳しいノウハウは、冬コミで受かれば新刊に書きたい。(セコい)


ちょっと長くなりましたが、今回はかかった費用や、使ったサービスなどを公開しました。
次回は組み立ての過程について書きます。

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