後ろへ向かって前進 Act.2: 出先飯テロ専用カメラ・パナソニックDMC-CM10を買う

　出先でTwitterをすると、よくごはんの写真を撮ってアップロードしたりします。
そういう時ある程度のデジカメで撮影→アップロードまで1台でサクっとやりたかったので
パナソニックの通信機能付カメラ・DMC-CM10を購入しました。

　もともと同じコンセプトのカメラ（というかほぼ仕様同じ）として、
日本では先にDMC-CM1が限定台数で発売されていました。
その後、2016年2月に通常版？みたいな扱いで発売されたのがDMC-CM10です。
違いは、

レンズダイヤル部分内側の色(CM1は銀色、CM10は黒色)
電話機能の有無(CM1はあり、CM10はなし)
ストラップホールの有無(CM1はなし、CM10はあり)

　他の部分はほぼ同じで、Android 5.0.xの通信デバイスに
20Mピクセルの1インチセンサー付デジカメが乗っかったような製品ですね。
細かいスペックはDMC-CM10の仕様ページを見るのが早いです。

　当然LTE対応ですが、基本的にはドコモのSIMかドコモのMVNOなSIMでも
入れておくのが安パイだと思います。

[外観など]

正面はカメラっぽいシボ加工の樹脂

横持ちでの上部にスイッチが集まっている
（ボリューム、電源、カメラアプリ呼び出し、シャッター）

底部にSIM/MicroSDスロット、ストラップホール

　携帯電話っぽい外見ですが、高いカメラっぽい質感があります。
重さは200gちょっと、重みを感じますね。
横持ちした時の上下がヘアライン加工の金属で、質感がたいへん好みです。
男の子はこういうの弱い。決めつけ。

　その代わり、SIM/MicroSD部分のフタや、サイドにあるMicroUSB(充電/転送)の
フタは安っぽい作りで、実売10万近いんだから金属ヒンジのフラップ式に
して欲しかった。なんか事情もあるのでしょうが。

　DMC-CM1と決定的に違うのは、やはりストラップホールでしょうか。
ようやく普通のカメラっぽく？なったと思う。
ホールドしづらい本体で、これのあるなしは大きい。
私はゴム製のリングストラップを使ってます。

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[使用感]

　持った感じは重めで分厚く、ホールドしづらい形状で

最近の携帯電話と比べたらちょっと持ちにくいか。

落としたら泣いちゃう値段なのでストラップは必須ですね。

　基本的にはAndroidデバイスなので、電話の出来ないタブレットと変わりません。
Androidとしての動作はスムーズで、
さすがに一昔前のハイエンド・Snapdragon 801が入ってるだけある。
あれこれアプリ入れたりしなければ快適でしょう。

撮影はパナソニック内製のカメラアプリで行ないます。
スライドスイッチでいつでもカメラアプリを呼び出せ、すぐ写真を撮れます…が
デジカメのように電源入れたらすぐ撮影！というわけではないのが注意点。
あくまでデジカメ機能はAndroidの一部です。

設定もデジカメ風。一通りは追い込めます

シャッターはボタンでもタッチでも可能。セルフタイマーもあります。
三脚ネジ穴はさすがにないので固定が大変ですが。
設定はタッチだけでなく、レンズ部分のダイヤルで絞りや感度などの
調整もできます。ただし右手ホールドで左手を使ってコレを触るのは
けっこう難しく、操作性がいいかと言われると悩み所です。
　
ちなみに、カメラアプリでは戻る/ホーム画面などのソフトキーが使えないので
戻りたい場合はもう一度スライドスイッチを操作します。
気づくまでどうしていいか困ったのはナイショ。

　また、1インチセンサーなカメラで当然RAWも撮れますが、外で飯テロをするのが
メインのカメラなのでJPG撮って出しでもいい気がする。
パナソニックのアプリで一通りの編集(色調、トリミング、画質リサイズ)ができますし。

　なお作例についてはここでは載せません。他の方のを見た方ががいいです（ひどい