2014年11月8日土曜日

[Power User記事]ANKERから急速充電ポート付きUSB3.0ハブを受け取ったのでレビューする

















  ANKERから新しく発売されたらしい、
急速充電ポート付のUSB3.0ハブ(7ポート)を頂いたので評価してみたいと思います。




[経緯]

 ANKERというと、40W USB-ACとか、以前ご紹介したmicroUSBケーブルなどで
すっかりAmazonで定番になってるメーカーですが、
同社は『Power Userプログラム』という、商品をタダでくれる代わりに
商品を試してみて詳しくフィードバックしなさいよ、というサービスをやってるようです。

 で、興味があったので応募してみたら登録OKとなり、ある日
『新しいUSB3.0ハブ試してみいへんか』というメールが来たので『ええで』と答えたら
翌々日にAmazonからハブが届きました。(どうやら、Amazonの在庫から送ってるみたいです)

 今のところ、4,199円で売ってるようです。ちょっと高いんじゃ?と思ったのが第一印象。

[外観]

 とりあえず、外観から見ていきます。
箱は冒頭の通りで、いつものANKERという感じのダンボール+スリーブ。
統一感があります。

本体は小さくACがデカい


















 中身です。7ポートの本体、ACアダプタ(12V 3A、36W)、USBケーブル、
説明書とサポート案内。説明書は多言語仕様で、日本語もある。
ハブ本体の大きさは、長さ約11cm×高さ2.3cm×幅4.3cm。思ったよりは小さいです。
むしろACアダプタの方が大きく見える。

 本体は全体的に光沢感のあるプラスチックで、正直に言うと安っぽく感じる。
周りの白部分はいいとして、特に黒部分は指紋が目立つので、
個人的には非光沢、例えば梨地っぽい仕上げの方が好きです。
この辺はANKERにも今後考えてほしいと思う。

 ポートの挿抜はやや硬め。スムーズな感じではない。
あと、ポート面の表示が見づらいです。

コネクタ部分。

裏面


























 先にも書いたとおり、このハブには最下段の1ポートが急速充電(BC1.2対応)に対応しています
(ということになっている)
BC1.2対応ってなんじゃい?ということですが、商品説明では以下のような機器が一例に
挙げられています。
BC 1.2充電規格対応機器:Apple: iPhone 6/ 5 / 5S、iPad Air/Air 2、iPad mini / mini 2Samsung: Galaxy S2 / S3 / S4、Galaxy Note 1 / 2、Galaxy Mega、Galaxy Mini、Exhilarate、Galaxy Tab 2 10.1Google: Nexus 4 / 5 / 7 / 10Sony: Xperia TXNokia: Lumia 920、Lumia1020
Androidデバイスだけ妙に古いモデルが多いんですが、恐らく最近1-2年の携帯電話なら
大抵大丈夫じゃないかと思う。
対応リストにないですが、手持ちのGalaxy Note 3も急速充電できた。(詳細は後述)

電池マークが高速充電の証











[使ってみる]

 今回は、手持ちのThinkPad X230と使ってみました。
ACアダプタを挿し、USBケーブルをパソコンに接続すると
普通のUSB3.0ハブとして認識されます。

 USBメモリを挿してみると、数字部分がLEDで光ります。
正確にいうと、データ通信するものだけ光る。
充電専用ケーブルを使って携帯を充電したりするときは光りません。

青色LEDはちょっとうるさく感じるかも
















 ハブを介したときの、USBメモリとかの転送速度も見ましたが
この辺は通常のポート経由と遜色ありませんでした。

 発熱ですが、1ポートだけ使っているだけなら
ほんのりあったかい程度。これは当然かもしれない。

[不思議な点]
※受け取ったモデルだけの特徴かもしれませんので、参考程度に。
今後仕様が変わるかもしれない。

①どのポートも2Aくらい流せそう

 説明書きでは、急速充電ポートは7番だけのように書いてありますが、
試したところ、7つのポートすべて1.68Aくらいまでは電気を流せました。
(数字はUSBの簡易電流チェッカー読みのため、誤差があります)

急速充電ポートじゃなくても、これくらい出る











 当然、流せる電気には限度があるので、全ポート埋めたらこうはならないでしょう。
調子乗って燃やさないように。
こうなると、7番のポートは何が違うんだという感じがしますが
デバイスによっては有意に差が出るのかもしれない。

どのポートもデータ通信できる

 7番の急速充電ポートも、充電専用ではなくデータ通信もできます。
なので、急速充電したいときは充電専用ケーブルを使うか、
何らかの形でデータラインをショートさせてやらないと急速充電できませんので注意。

[まとめ]
 
いいなと思った点…
  1. 本体が小さい
  2. 予想外だけど、どのポートでも急速充電できてる
  3. 単体でUSB-ACとしても使える ※パソコンにUSBケーブルを挿さなくても充電は可能
改善してほしい点…
  1. 本体の質感。(LEDの色も含めて)
  2. ACアダプタが大きい。(仕方ないかもしれない)
  3. 固定用にテープかマグネットが欲しい
 特に本体の質感。安易に青色LED使ったりするのはやめてほしい。
ACアダプタが大きいのも気になりますが、これは小型化しにくい事情があるのかもと思うと
なんとも言えません。
 また、テープなどが本体固定用にあると、用途的に便利かもしれないと思います。

 あれこれ書きましたが、
ハブとしても、また高速充電できるUSB-ACとしても使えるようなので、
案外いいかも!と最後には感じました。

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