2013年6月15日土曜日

ThinkPad X220→230化に関する補足

 前回、なんとかThinkPad X220をX230"もどき"にしましたが、
主にキーボード面で色々ありましたので簡単にまとめます。




[キーボード]

 ThinkPad X230は6列キーボードを採用しています。
ここにX220の7列キーボードを入れようとすると以下の問題があります。


  • 物理的問題
    物理的に入りません。
    なんとかするためには、キーボードベゼルとパームレストをX220用に
    交換する必要があります。
    これでキーボードを7列化できますが、微妙にキーボードベゼル左側が浮きます。
    許容範囲だとは思いますが。

    ※ちなみに、指紋認証ユニットはX220のものが流用出来ます。意外だ。
  • 論理的問題
    これで終わりじゃありません。
    本来X230に無いキーボードをつけることで、以下の問題が発生します。
    ・一部キー(ScrollLock、Pause、Insert、PageUpなど)が動作しないか、
    位置が変わる。
    ・アプリケーションキー(右クリックと同じキーですね)がPrintScreenキーになる。
    ・ブラウザキーがHome/Endになる
    ・Fnキーとの組み合わせが一部変わる

これらはX230の仕様なので、仕方ないところです。
ただしある程度は、フリーソフトを使ってキーマップを変えれば
X220に近づくことができます。
筆者は「ChangeKey」というアプリを使っています。
Win8でも管理者モードで正常に動きます。
レジストリでキーのマッピングを変更









 これを使ってやれば、キーの機能をマッピングすることができます。
つまり「PgUpを押したらHomeにする」みたいな感じです。
筆者はこれを使って、以下のようにキーマップを変更しました。

















 こうすることで、PgUp/PgDn、Deleteキーの位置をキーボード通りにできます。
ただし本来のHome、Insert、Pause、ScrLk、Prtscキーは動作しないままですが…
まあこの辺は慣れればなんとかなるでしょう。
 
 以上です。

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